ごちログ
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レコーディングが終わったので機材の記録をしておく

先日ボーカル録りも終わりまして、レコーディングが無事に終わりました。

ボーカル入りのラフミックスを爆音で聴きながらこれを書いてますが、ここからミックスで更に良くなることを思うととてもいい感じ。

期間としては1年くらい今回のレコーディングのためにアレコレ試行錯誤してきたわけですが、その記録をしておこうかなと。

テーマとしては「ザ・普通」を目指しました。

最終的なセットアップ

バッキング:

FGN テレキャスター NTE10MAH(Seymour Duncan STL-1) BOSS SD-1 VOX AC10HWR1(10W)

リード:

Gibson SG(P-90) KCM-OD Marshall SV20H(20W) Orange PPC112

もともとは100WのJCM800をライブで使うために持っていたのですが、使う機会が少なくなってきたので売却したところから始まった小型真空管アンプ信仰。

小型真空管アンプなら工夫すれば家でも使えるし、レコーディングでも100Wのでかいアンプをボリューム絞って録るくらいなら、10W・20Wの小出力アンプをフルアップして真空管を限界まで飽和させた方が太くて速いパンクサウンドが録れるだろうと。

プリプロでSV20Hが良かった時から薄々気づいてはいたんですが、やっぱりそうでした。

ただ、最初からこの答えが見えてたわけじゃないので、そこに至るまでの機材迷走の記録も書いておきます。

Squierのテレキャスを買って返品した話

発端は2025年夏頃に「普通のシングルコイルのギターが欲しいなー」と思ったのが始まりでした。

Fender系のギター、似合わないんですが見えないレコーディングでなら使いたいなと。

2010年代はライブでの見た目重視でGibsonのES-335やリッケン330など、ちょっと特殊なギターを使ってたんですけど、ずーっとシングルコイルのジャキジャキには憧れてたんですよね。

で、デジマートを見てたらイ◯ベ楽器のSquier Classic Vibe ‘50sの美中古を見つけて5万くらいで購入。

繋いだ瞬間、あのジャキジャキ感があって「音いいじゃん」ってなったんですが、喜べたのは弾いた直後だけ。

激しくカッティングすると1弦がハイフレットに引っかかって弦落ちが多発したんすよね。

近所の楽器屋でフレット擦ってもらったり、購入元に返送して調整してもらったりとやれることは全部やったんですが、どうしても直らず。

こんなギターはレコーディングに持ち込めないので、泣く泣く返品しました。

時間とお金を返してほしい。

フェンジャパのストラトでプリプロに突入

次にデジマートで見つけたのが1995年製のFender Japanのストラト美中古品。

「ストラトの枯れた鳴り、エクトラに合うかも」と思って2026年1〜2月にやったプリプロに持ち込みました。

この時のセッティングはこんな感じ。

バッキング:

Gibson SG(P-90) KCM-OD Marshall SV20H Orange PPC112

リード:

Fender Japan ストラト BOSS SD-1 スタジオの100W Marshall

悪くはなかったんですが、「なんかちゃうな」と。

なんというか、リードがストラトだとオルタナ臭を強く感じたんですよね。

かと言って、ストラトをバッキングに使うのもなんか微妙な気がしました。

バッキングならテレキャスじゃね?と。

そもそも「2本ともSGで録ればいいじゃん」という意見もあると思いますが、違うフレーズを弾くのでせっかくなら違うギターで録りたいんですよね。

分身したい。

フジゲンのテレキャスを買って、ピックアップを入れ替えた

「やっぱりテレキャスが必要だ」ということで、再びデジマートを徘徊しているとフジゲンのNeo Classicの美中古を発見したので購入。

2022年製で9万円、アッシュボディの3.54kg。

弦落ちの気配すらない、圧倒的なビルドクオリティ。

フレット処理もフジゲン独自のサークル・フレッティング・システムにより超弾きやすいと感じました。

ただ、Squierの時に感じたテレキャス特有の「向井秀徳」感、ジャキっとした感じが足りない。

全域出ててまとまってる感じがしました。

調べてみたら、FenderやSquierの特に50年代のモデルを復刻したテレキャスだとジャキジャキらしいんだけど、最近のフジゲンみたいなメーカーのテレキャスは優等生的サウンドらしい。

これは知らなかった。

もう少しジャキっと感を出したくて Seymour Duncan STL-1(Vintage ‘54)にリプレイス。

フジゲンのボディの鳴りにSTL-1の鋭い高域が乗っかって、「太くて切れ味がある」音になりました。

まあ優等生っぽさは完全には抜けきれなかったんだけど、「バッキングならそっちのほうがいいのかも」ということでフジゲンに託すことにしました。

VOX AC10HWR1が「バッキングの答え」だった

ギターが決まったら今度はアンプも気になるのがギタリストというもの。

SV20Hはリードに譲るとして、タイトでジャキッとしたバッキングの壁を作れるアンプが欲しくなりました。

そこで投入したのが前回紹介したAC10HWR1です。

10インチスピーカー1発、10W、マスターボリューム付きのハンドワイヤード。

この記事を書いた時はスタジオで音出してなかったんですけど、レコーディング前のスタジオ練で使ってみたところ、10Wという出力がマージでちょうどいい。

100Wアンプだと気持ちいいところまでギターのボリュームを上げると音量的にデカすぎて、結果ベースも上げて最終的にボーカルが聞こえないこととかよくあったんですが、全部がバランスよく聞こえる。

やっぱ時代は小型真空管アンプなのでは……?

SD-1も気持ちよく乗るし、VOXサイコーとなりました。

レコーディングしてみて

大阪のLMスタジオでレコーディングしました。

エンジニアのイッペイさんのもと、冒頭の構成で録音しました。

バッキング:

FGN テレキャスター NTE10MAH(Seymour Duncan STL-1) BOSS SD-1 VOX AC10HWR1(10W)

リード:

Gibson SG(P-90) KCM-OD Marshall SV20H(20W) Orange PPC112

まずはベース・ドラムとバッキングギターの1発録りをしたんですが、スタジオのときのアンプのセッティングだとギターがデカすぎたらしく、ボリュームを12時くらいまで下げました。

やはり10Wでもデカすぎたというか、メーカーが違えば出力のワット数なんて比べられないのかもしれない。

VOXのスタンダードモデルも30Wだし。

結局リードも1時くらいで録りました。

一通り録り終わって、イッペイさんとの最終打ち合わせで「ギターの立体感、壁っぽい感じを生かせれたらな」とのことで、ここ1年くらいアレコレやってきたことがうまいこと表現できたのかなと。

まとめ

まあまだ出来上がってはないんですが、6月11日にエンジニアの手で仕上がった仮ミックスが上がってくるので、今から楽しみです。



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