ごちログ
Go back

徳島の大塚国際美術館のコンセプトが素晴らしいなと思った話

先日徳島旅行に行きました。 明石海峡大橋から見える大塚国際美術館に「時間あるから寄っていくか」くらいの、今思えば軽すぎる気持ちで行ったことを激しく後悔しています。 「何歳のオトナが書いてるんだ」という内容ですが今年33歳、懺悔の記録です。

そもそも美術館の価値がわからなかった

僕は高校の頃からバンドでオリジナルの曲を作っているのもあって、「オリジナル」というモノ、概念が好きです。仕事でも「オリジナリティ」出したい派です。 もちろん「コピー」もとても勉強になるし、楽しむことを目的とするなら全然アリだと思いますが、「オリジナル」には敵わないだろうと。 そういう意味でワケがわからないものの1つが「美術館」でした。「コピー品展示してるだけじゃね?」と。 (※無知過ぎましたが、本物を展示してる美術館もありますよねw)

大塚国際美術館の入館料は日本一高い

大塚国際美術館の入館料、大人一人あたり3,240円です。 入り口でお金を払うとき、「**え、高くないですか???」**と正直思いました。3,240円あれば、成田屋でごちそうが食べられます。 調べたら岡山県倉敷市の大原美術館の入館料は1,300円でした。その約3倍はやっぱり高いのでは? と思って更に調べたら、大塚国際美術館は日本で一番入館料が高いんですね。 元を取るべく、それなりに写真撮りました。 うん、綺麗ですね。

高い入館料のワケが知りたくて公式HP見たら涙が止まらねぇよ

帰ってから「やっぱりあの入館料高いよな」と気になって公式HP見に行ったらすべての謎が解けました。 公式HP、アクセスだとかレストランとかあるけど一番大事なのはこの「美術館ストーリー」だった。が詰まってた。 色々まとめると

いやもう本当になんというか「高いとか馬鹿なこと言ってごめんなさい」という気持ちになったし、ただただ感動した。 もうコピーとかの次元を超えて、美術館全体が完全なるオリジナルで、巨大なバックアップだった。 しかも最初に「鳴門海峡の砂を使ってタイルが作りたい」と提案した従業員2人は、会社が取り組んでくれないなら会社を辞める覚悟だったそうな。アツすぎる。

背景を踏まえた上でもう一度見てみる

同じ写真なのに背景を知ると見え方がまるで変わってくる。これ全部、絵の具じゃなくてタイルに色を付けて焼き固めてるんだな。 これ、イタリアにあるシスティーナ礼拝堂という建物の天井画の再現らしいです。イタリア行って本物見てみたい。笑 今思えば大塚国際美術館に入って最初の展示品がこの「システィーナ礼拝堂の天井画」だし、途中2階からも見れるし一番見せたいんだなということが伝わってくる。 他の展示品の写真も。 写真撮ってる時「コピー品のコピー撮っててなんか滑稽だな」と思ってたけど、逆に写真に撮っててよかった。 これも全部タイルのコピー品だったのか。すごい。 ちなみにコピー品だから触ってOKだそうです。触っときゃよかった。

まとめ

全く美術館に興味なかったのに、大塚国際美術館は刺さりまくりました。しかも行った後に。また行きたい。笑 徳島に旅行に行かれる際はぜひ大塚国際美術館の公式HPの「美術館ストーリー」を読んでから、大塚国際美術館に行かれることをオススメします。 決して僕みたいに「時間あるし行ってみるか」くらいの軽い気持ちで行かない方がいいです。入館料高過ぎて損した気持ちになります。笑

【追記】初代館長さんの創作ストーリーでは?という気もしてきた

初期衝動的感動でバーッと書いてしまいましたが、ランニングしながら冷静になって色々考えてたんですけど話が綺麗過ぎる気もしてきました。 「真実の姿を永遠に残したい」という初代館長さんのコンセプト自体は素晴らしいと思います。そこに嘘偽りはないはず。 けど「タイルの製造は従業員の提案で、なおかつ会社を辞める覚悟で」という部分は、「そんな綺麗なストーリーある?」という気もしてきました。話の全体像の描き様はどうとでもなるなと。 例えば「初代館長さんが一人で全部考えました!」より、ストーリーにあるように「従業員の自然発生的な提案でうまく行きました!」みたいな方が僕みたいに感動する人が多数発生しそうだなと。実際のところはわかりませんが。 コンセプトは本当に素晴らしいと思います。見せ方が重要だなと。 以上です。



Previous Post
月報 2019年9月版
Next Post
会社で月例会が始まった